「空の調べ」

今朝の風は秋のさわやかさを感じました。

音心は、先日の北海道でとても素敵な出会いに恵まれました。

その方が、我々のCDを拘りのオーディオで聴いてくださり、感想を頂きました。

演奏している我々もハッとさせられるような、その感想を是非、ご紹介したいと思います。

「音心「空の調べ」

実に優しい。そんな言葉から始まって、何を感じるだろうか。

このアルバムのタイトルになっている「空」は誰もが眺める景色の一つ。

「喜怒哀楽」・・・人が感情・気持ちを抱く時、それぞれの場面に

「空」があるように思う。えんじろうさんが奏でるオカリナは、そんな

人のそれぞれの場面「喜怒哀楽」を見事に表現している。

先日、ご本人達にお会いできる機会があった。えんじろうさん、りょうこ

さん、お二人ともとても明るくて優しい。このキャラクターは、お二人

それぞれの歩んでこられた人生の年輪から来ているのだと感じる。

例えば、みなさんは落ち込んだり途方に暮れたりした時、どうしようも

なく立ちすくんでしまう時もあるだろう。6 曲目に収められている「脱

力の先に」は、そう言う場面において一歩前に出ると支えてくれる人々

からの声が聞こえ、見えなかったトンネルの出口が見え、抜け出る喜び

を表したようなオカリナの表現は実に面白い。えんじろうさんの想いに

「影は 光が生まれるところなんだよ。」がある。そう言う場面におい

て、気の持ち方でどうにでもなる、背中を押されるようなメッセージである。

他にも、みなさんは「夜の空」と聞くとどう思うだろうか。星の輝く

夜の空は1日の終わり。7 曲目にある「星への旅路」は、“終わり”では

なく明日への“続き”なんだと思わせる、つい明るい気分になる。えんじ

ろうさんのメッセージは生きる事を曲に託しているが、星の輝く夜空も

連想できる。

1 日 1 日前向きに・・・それが人生へつながる。

星一つ一つの輝きを表すようなピアノは見事で、明日に続く星の動き

をオカリナが表現しているようである。是非、夜空を見ながら聴いて

ほしい。こんなお二人から想像も付かないような(これは失礼)、じっ

くり聴かすメロディアスなバラードは必聴である。

えんじろうさんの息遣いまで感じることができる今回のアルバムは、

どことなく聴いたことあるようなメロディとリズムで空の色々な場面

が展開されており全 9 曲のタイトルも非常にわかりやすい。是非、ご自

分の年輪を覆い被せながら聴いてほしい。優しい気持ちに必ずなれるはずだ。

                        photographer  松尾 洋 」

そして、これを読んで「空の調べ」を聴いてみたくなった方は、是非こちらへ。


えんじろうホームページ https://ocarina.enjiro.com/

CD販売ページ   https://ocarina.enjiro.com/pages/2963909/shop

音心は、これまでに4枚のアルバムと1枚のシングルCDをリリースしています。1枚目の「あなたへ」はすでに完売して幻のCDとなっています。

心を込めてそれぞれの楽器を奏でています。

是非、たくさんの方に聴いて頂きたい作品です。

office GaiaTone

静岡県浜松市に拠点を置く、音楽企画事務所。